県高校新人バレーボール大会男子 別府鶴見丘が7度目の優勝

2019/02/03
  • 新人大会

 県高校新人バレーボール大会の男子決勝が1月27日、大分市であった。別府鶴見丘が2-0で大分南に勝利し、2年連続7回目の優勝を果たした。

 

 昨年6月の県高校総体で10連覇を逃した後、他の強豪校より一足早く1、2年生チームとなった別府鶴見丘。同11月の春の高校バレー県予選決勝では、絶対的エース・清田晟ノ祐(2年)をけがで欠くなど多くの苦難を経験した選手たちは、全国での経験を経て精神的に一回り成長し、たくましい姿でコートに立った。

 

 決勝戦で対峙したのは県高校総体10連覇を阻んだ大分南。主力だった3年生が抜けたばかりとはいえ、選手層の厚さには定評がある。試合は予想通り、1セット目からシーソーゲームとなった。

 第1セットの開始早々に5点連取され、ヒヤリとした展開に。しかし、さまざまな経験を乗り越え成熟しつつあるチームに動揺はなかった。冷静な対応力で追いつき、デュースにもつれ込んだ接戦を制すと、ギアが上がった2セット目はリードを保ち、終盤で粘る大分南を突き放した。

 相手の徹底したマークに清田のスパイクが止められる場面も多かったが、春の高校バレー県予選で清田の不在を支えた平嶋麟太朗(2年)をはじめ、白井太陽輿水瑛龍柿元悠希ら2年生スパイカー陣が躍動し、チーム全員で勝利をつかんだ。

 

エースに頼らず多彩な攻撃ができるようになった

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