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県高校総体 弓道女子団体 日田が王座を奪回 自主性と効率的な練習が結実 【大分県】

県高校総体 弓道女子団体 日田が王座を奪回 自主性と効率的な練習が結実 【大分県】

大分県高校総体 弓道
6月1日 大洲総合運動公園弓道場
女子団体
①日田 6勝
②佐伯鶴城 3勝3敗
③宇佐 3勝3敗

 弓道女子団体の決勝リーグで日田が6戦全勝し、2年ぶり7回目の栄冠を手にした。自主性を重視した指導方針の下、選手一人一人が課題に向き合う中で成長を遂げた。互いにカバーし合って勝利につなげ、念願だった全国高校総体の出場権をつかんだ。レギュラー、控えを含めた「最高の7人」で勝ち取った栄冠だった。

 効率的な練習が実を結んだ。弓道部の部員数は男女合わせて約70人(うち女子は約40人)という大所帯だ。練習時間は平日が約1時間半、休日は午前中だけと限られる中、「無駄な1本を引かない」という心構えで臨んでいる。1本でも多く引けるように創意工夫しながら、選手自身が課題を見つけ、互いに助言を送り合う。質の高い練習を重ねたことが生きた。

互いに励まし合い、王座を奪回した

 小池佑輔顧問は「弓道部全体として、生徒たちが一生懸命に取り組んだ成果が出た。女子チームは軸となる3年生と勢いのある2年生がいる。そのバランスの良さが強み」と話す。大一番で力を発揮するために「的中にとらわれず、自分の射に向き合う。どう1本を積み重ねていくか」という教えが浸透したことも奏功した。

 ムードメーカーの小田彩稀(3年)は昨年の県高校総体で3位だった悔しさを糧に「先輩たちのためにも今年は優勝する」という強い思いで、技術を磨いた。この1年間の努力が結実し、「本当に良い日になった。射場に立つと震えてしまうところがあるけど、気力を保って落ち着いて引けた」と笑顔を見せる。

2年ぶりに優勝した女子団体の日田

 大会前、メンバー同士で「ごめんはなし」と決めた。失敗して「ごめんね」ではなく、「的に当ててくれてありがとう」と言おうと。精神力が重要な競技だけに、常に前だけを見る気持ちで戦うことを共有した。昨年12月に開催された全国高校選抜大会の女子個人に出場した本田毬笑(3年)は「仲が良く、ミスをしても『大丈夫』と励まし合えた。最高の7人」と胸を張る。

 全国高校総体も持てる力を出し切り、まずは予選突破を目指す。積み重ねた努力を信じ、平常心で戦うつもりだ。 (坂本陽子)

大会結果