OITA SPORTS

5/30 SAT 2026

supported by

平倉建設

バレー バレー

NEW!

県高校総体直前 バレーボール男子 注目選手紹介(2) 宿敵を超えろ頂点への道【大分県】

県高校総体直前 バレーボール男子 注目選手紹介(2) 宿敵を超えろ頂点への道【大分県】

 県高校総体のバレーボールは30日から3日間の熱戦が繰り広げられる。勢力図が揺れる男子バレーは、大分南を軸に大分工業、鶴崎工業、竹田が頂点を争う。注目選手と、そのライバルたちに迫った。

リベロ 大塚新史(あらし、竹田3年)
2009年2月16日、157cm・56kg、直入中学校出身

 キャプテンであり、守備の要。現役リベロの熊谷陸監督のもと、リベロ視点での守備の組み立て方を学び、着実に力を伸ばしている。高さで勝負するチームではない竹田にとって勝敗の鍵を握る存在と言っても過言ではない。練習では誰よりも声を出し、チームを鼓舞する姿が印象的。「キャプテンシーあふれる、みんなの手本になるような存在。彼がいないとチームが回らない」と熊谷監督の信頼も厚い。
 県高校総体へ向け、大塚は「目標はベスト4だが、上位チームはやはり強い。つなぎやレシーブ、ブロックなどの精度を上げ、簡単には押し負けないチームにしていきたい」と気を引き締めている。

気になる選手
リベロ 野村郁斗(鶴崎工業3年)
 追いかけている鶴崎工業のリベロで、一番身近なライバル。体のどこにボールが来ても反応できる守備範囲の広さ、ブロックフォローなど全て上手。九総予選の大分南戦でも、レフトからのスパイクを体を張って上げていたのが印象に残っている。

ミドルブロッカー白川優生(大分南3年)
2009年11月17日、186cm・76kg、城東中学校出身

 左利き特有の間合いと体の強さが武器のミドルブロッカー。春高バレー出場を経て大きく成長し、ジャンプ力、ブロックのワンタッチや駆け引きなど細部の精度が高まった。特に、全九州バレーボール総合選手権県予選決勝では、相手エースの強打を何度も食い止めるなど、流れを引き寄せるブロックで会場を沸かせた。柿原茂徳監督も「あんなにブロックが決まるとは思わなかった」と、想像を超える成長ぶりに目を細める。
 性格は真面目で努力家。「これまで先輩たちに春高出場など色々な経験をさせてもらった。今度は自分が頑張る番。役割を意識して、1、2年生にとっても頼れる存在でありたい」と真っすぐに県高校総体の舞台を見据えている。

気になる選手
オポジット 河野夢生(ゆうせい、鶴崎工業2年)
 中学から公式試合、練習試合で何度も対戦してきた。選抜では同じチームでもプレーした。中学の頃はアウトサイドヒッター、選抜ではミドルブロッカーと何でもこなせ、経験値も高い。技術やパワーなど自分にないものをたくさん持っている選手だと思う。

アウトサイドヒッター 井野本 勇斗(大分工業2年)
2009年5月26日、175.8cm/70kg、三重中学校出身

 1年の頃からポイントゲッターとしてチームに貢献。スパイカーとして身長が高い方ではないが、その分、レシーブから攻撃参加まで自ら動けることが強み。最近はジャンプ力も上がり、アタッカーとしての決定力に磨きがかかってきた。また、ムードメーカーとしての役割も大きい。江崎裕之監督の「井野本が動けばみんなが動く」という言葉通り、コートの中では積極的に声を出し、どんな場面でもチームを前向きな雰囲気へと導いている。
 県高校総体の目標はもちろん優勝。負け続けてきたからこそ、その想いは強い。「今度こそ絶対に勝って、支えてくれた先生や保護者の期待に応えたい」と雪辱を誓う。

気になる選手
リベロ 森山慎平(大分南2年)、アウトサイドヒッター 森山鉄平(同2年)
 少しの期間だったが、クラブで一緒にプレーしていた間柄。中学の頃から試合で対戦する機会も多く、勝ったり負けたりを繰り返していた。今でもよく遊ぶ親友。仲がいいからこそ、絶対負けたくないという気持ちが強い。チーム内では同じポジションの(今村)望夢さんを意識している。


(甲斐理恵)

大会結果