県高校総体前特集 バレーボール男子(4) 竹田 拾ってつなぎ4強の先へ 【大分県】
バレー
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県高校総体のバレーボールは30日から3日間の熱戦が繰り広げられる。勢力図が揺れる男子バレーは、大分南を軸に大分工業、鶴崎工業、竹田が頂点を争う。注目選手と、そのライバルたちに迫った。
アウトサイドヒッター 嵯峨史都(大分南3年)
2008年8月21日生まれ、170cm・60kg、大東中学校出身

かつて大分南のエースとして活躍した兄の背中を追い、同校に進学。ケガに悩まされながらも1年時から攻撃面で大きな存在感を示し、現在はキャプテン、エースとして名実ともにチームをけん引している。前に出るタイプではないが、内に秘めた責任感は強い。キャプテンになってからは、チームメイトに積極的に声をかけるなど、引っ張る立場としての自覚も少しずつ芽生えつつある。
「目標は県総体優勝、そしてインターハイで2勝以上。今年のチームに高さはないが、強豪を倒すジャイアントキリング(大番狂わせ)を起こしたい」。静かな闘志と確かな技術を持ち、勝負どころの一本を託されるエース。その成長が、頂点を狙う大分南の可能性を広げるはずだ。
気になる選手
今村望夢(大分工業3年) アウトサイドヒッター
ジュニアや選抜チームで一緒にプレーしていた。今は大分工業というライバルチームの中核を担う存在で、同じスパイカーとしても意識している。高さとパワーがある選手だが、自分は小さいなりに技術で勝負したい。キャプテン、エースとして絶対に負けられない。
アウトサイドヒッター 今村望夢(大分工業3年)
2008年9月8日生まれ、185.8cm・80kg、くす星翔中学校出身

県内屈指のパワーヒッター。試合ではブロックが何枚ついても打ち抜く力強さを武器に攻撃の軸を担う。尊敬する人は住職の父。その影響もあり、礼儀を重んじる真面目さに加え、人を引きつけるキャプテンシーも備えている。
現在の課題は決定力。強打だけでなく、フェイントやブロックアウトなど多彩な選択肢を使い分け、苦しい場面でも得点に結びつける判断力が求められている。「九総予選は完敗だった」と現状の弱さを受け止めながら、「いろんなトスに対応できる力を身につけ、セッターの調子が悪い時でも自分がカバーできるようになりたい」と前を向く。真のエースを目指してもがきながら成長を続ける姿が、大分工業の巻き返しのカギを握る。
気になる選手
嵯峨史都(大分南3年)、アウトサイドヒッター
ジュニアの頃から面識があり、県選抜やJOCでも一緒にプレーした。器用さが目立つ選手で、自分にはないものを持っているところがすごいと思う。今も試合会場で会えば、近況を話す間柄。学校同士がライバルとされているが、負け続けているので、今度こそ勝ちたい。
アウトサイドヒッター 大嶋輝紀(鶴崎工業3年)
2008年12月2日、175cm・68kg、城東中学校出身

キャプテン、エースとしてチームを支える鶴崎工業の中核選手。何事にも一生懸命になれる真っすぐな性格で、二宮裕和監督曰く「バレー大好き人間」。試合では決定率が高く、周囲からの信頼も厚い。精神面はまだまだ成長過程にあるが、キャプテンとしてチーム全体を引っ張る存在へ変わろうと、自分自身と向き合い続けている。
目指すのは県高校総体の優勝、そして初の全国の舞台。「勝つには全員が同じ方向を向き、同じ目標を持つことが大切。まずは(準決勝での対戦を想定する)大分工業を倒すために、日々の練習から3年生が中心となって雰囲気をつくっていきたい」と意気込んでいる。
気になる選手
薬師寺蒼人(別府鶴見丘3年) アウトサイドヒッター
中学が同じで、対角として一緒にプレーしていた。スパイク、レシーブともに安定感があり、何でもこなせるオールラウンダー。参考にしたり、お手本にしたりと刺激を受ける存在。今は4強を争うライバルなので、負けたくない。
(甲斐理恵)
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