インターハイのあとvol.2 ライバルから仲間となり、深い絆で結ばれた5人 なぎなた団体(大分西)
2018/08/28
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全国高校総体(インターハイ)出場選手のその後を追った「インターハイのあと」。第2回は、なぎなた団体で準優勝した大分西の仲良し5人組。
惜しくも日本一は逃したが、快進撃を続けたなぎなた団体の大分西。小学生の頃から切磋琢磨し、ライバルからチームメートとなった仲良し5人の3年生は、みんなで戦う高校最後の夏にまばゆいばかりの輝きを放ち、準優勝を手にした。キャプテンの得丸友梨香(3年)は、「仲がいいけど意見の食い違いもいっぱいあった。言いたいことを言えるからギクシャクしたときもあったけど、3年になって悪いところでなく、みんなの良いところしか見えなくなった。絆の勝利」と、感慨深く振り返った。
昨年11月の県新人大会は、ライバルの福徳学院に県No.1の座を明け渡した。徳丸は「他力本願ではなく自分で1本勝ちする強い気持ちが出てきた」とチームの変化を感じた。4月に最終学年となり、これまで以上に5人の勝利への思いは強くなった。1年生の頃から全国大会を経験している名和栞(3年)は「自分たちが最終学年になった時に全国優勝を狙っていた」とエースとしての自覚が芽生え、インターハイでは勝負強さを発揮した。6月の県高校総体から急成長を遂げた中村季成(3年)は、「とにかく一戦一戦に集中した」と名和に続くポイントゲッターとなり、チームに勢いを与えた。
インターハイで準優勝した大分西のメンバー