全国大会冬の陣⑩ バレー男子 大分南 2枚エースにプラスアルファで勝利を目指す
2020/12/19
- 冬の全国大会
県予選と同じように春の高校バレーでも2枚エースに対し、対戦相手の厳しいマークが想定される。どのチームにとっても集大成である春の高校バレーで、主戦力を封じないはずがない。柿原茂徳監督は「まずは2人が頑張るしかない。ただ、そこに引っ張られるように他の選手たちがどう成長していくかが大切」と2枚エース以外の奮起を促す。練習では2人をおとりとした攻撃パターンを反復し、げきを飛ばす。「俺がやってやるんだという奴が出てこないと、2人に頼るバレーになるぞ。他のスパイカーが点を取らないと勝てないぞ」
3年生6人、2年生1人、1年生6人。全員が戦力とならなければ、全国で勝ち上がるのは難しい。キャプテンでもある羽田野は「自分たちの持ち味をそれぞれが出せるようにしたい」と、仲間にアドバイスしながら、練習に集中できるように目配り、気配りをしてチームの雰囲気を作る。「昨年まで先輩たちがやってくれたこと。今年は自分が率先して、試合で思い切りプレーができる環境にしたい」とコートの外でもチームを引っ張り、昨年以上の成績となる2回戦突破を目指す。
昨年を上回る全国2勝を目指す
(甲斐理恵)
全国大会冬の陣
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