全国大会冬の陣③ 駅伝女子 大分東明 苦難を乗り越え、目標は10位以内

2020/12/09
  • 冬の全国大会

10位以内にゴールするための3カ条

 

・3年生の復帰

・1区で流れをつかむ

・初出走者の粘り

 

 6年連続8回目の全国高校駅伝競争大会(都大路)に出場する大分東明の女子駅伝部。県予選では全5区間で区間賞を独占し、優勝した。主力は昨年の都大路で1年生ながらアンカーを務めた竹原さくら(2年)。今年はエース区間の1区の出走が濃厚で「調子は上向いている。少しでもいい順位でタスキを渡したい。流れを作って、チーム全体に元気を与えたい」と意気込む。大きなけがもなく、タイムにムラがなく安定した走りができるため井上浩監督からの信頼も厚い。

 

 竹原同様に昨年、都大路を出走した板井加奈、メアリー・ムイタの3年生2人は故障が長引き、本調子に遠い。それでも最後の大会への思いは強く、最後まで諦めるつもりはない。井上監督は「焦らせたくはないが、3年生が加われば心強い」と期待する。今年は故障者が多く、夏場に全体練習で走り込んで「足」を作れなかっただけに、最上級生が復帰すればチームにとって大きな追い風となるはず。

 

2年生になりエースの自覚が芽生えた竹原さくら

 

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