全国大会冬の陣⑧ バスケ女子 中津北 全国仕様で爪痕残す

2020/12/17
  • 冬の全国大会

ベスト8入りするための3カ条

 

・原点回帰

・コンタクトプレーを恐れない

・TSD化

 

 全国高校選手権大会(ウインターカップ)県予選決勝、試合終了間際の劇的な逆転勝利から1カ月余り。中津北は1年間のスケジュールの中で最も重視するウインターカップに向けて準備に余念がない。県外の強豪校との強化試合中に主力がけがをすることもあったが、大事に至らずチームの雰囲気も良い。大津留礎監督の「ここまで一生懸命に練習し、成長したのだから自信を持とう」と選手に呼び掛ける言葉に自信がみなぎる。

 

 ウインターカップの出場権を手にしてから原点回帰した。「初心に立ち返り、もう一度ハングリーになって、持てる力を出し切れるようなチームになった」と大津留監督。県内では強者だが、全国に出れば立場が異なる。直近の2回のウインターカップでは1勝もできずに終わった。それでも指揮官は勝機があると言う。「全国に出るチームが強豪ならば、うちも強豪の1つであることに変わりはない。独自性を出せば勝てる。大暴れして爪痕を残す」と、これまで積み重ねたスタイルを強調して全国仕様に仕上げている。

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