全国大会冬の陣① 駅伝男子 大分東明 8位入賞が最低限のノルマ

2020/12/07
  • 冬の全国大会

昨年6位を上回るための3カ条

 

・チーム内での競争

・1区から流れを作る

・3年生の頑張り

 

 全国高校駅伝競争大会で10年連続19回目の出場となる大分東明の男子駅伝部。恒例の都大路での試走を終え、本番に向けて調整に入る。井上浩監督は「昨年6位だった順位を死守したい。最低でも入賞の8位がノルマ。メンバー10人の実力は昨年以上だが、日替わりで主役が変わるので力量を見極めたい」と、直前まで選手のコンディションをチェックして選考するつもりだ。

 

 主軸は昨年の大会で出走経験のある小山晴空、庭瀬俊輝、ダンカン・キサイサの3年生3人。小山は夏合宿以降、好調を維持しており長距離区間を任されそう。けがで出遅れた庭瀬の復調具合は気掛かりだが、完全復活すれば大きな力となる。昨年3区で力を発揮できなかったキサイサは、成長著しい同じ留学生のダニエル・ディリツ(1年)が刺激となり、高いレベルで競争している。コロナ禍で大会の有無も分からない中、高校最後の舞台に向けて揺れる思いと格闘しながら走り続けた大森惇史、繁永永遠ら3年生も調子を上げている。

 

全国6位以内を目指す

 

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