2021大分スポーツを振り返る ページビューランキング
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今年は大分のトップスポーツに新たな1ページが加わった。サッカー、バレーボール、フットサルに続き、新しい競技とチームが増えた。独立野球の九州アジアリーグに「大分B-リングス」、自転車の国内プロリーグ・ジャパンサイクルリーグに「スパークルおおいた」が参戦した。一流のアスリートを見る機会も増え、それぞれの競技の普及や発展につながると期待している。
そのなかで“老舗”の大分トリニータが最後で意地を見せた。リーグ戦は低迷し、J2降格となったが、天皇杯全日本選手権で準優勝。タイトルこそ逃したが、来季への可能性と期待を抱かせるに足りるものだったように思える。
東京五輪が無事に開催され、野球やフェンシングなど県内出身選手の活躍も目立った。大会前は開催の賛否をめぐって雲行きの怪しい報道が先行したが、さすがにそこはスポーツの祭典だ。競技が始まってしまえば、連日のメダルラッシュに画面にくぎ付けとなる。最高のエンターテインメントに酔いしれた。
高校スポーツも盛り上がった。高校野球の明豊がセンバツ甲子園で準優勝。なぎなたの大分西は女子団体で、全国高校選抜大会と全国高校総体で日本一となった。全国高校総体のカヌーでは、大分舞鶴の女子がカヤックペアで日本一となり、総合2位に輝いた。ライフルでは、全国高校ライフル射撃選手権で県勢女子が個人準優勝。高校スポーツ全体を通して女子の躍進が目立ち、チーム大分として長年強化してきた競技が底力を見せた1年だった。
今年から、運動部以外の部活の取材も加わった。
年内最後の更新は、毎年恒例となりつつあるが、当ウェブでアップした記事の中から、部門別のページビュー数(ページが開かれた回数)ランキングを発表! 今年の大分スポーツを読み返してほしい。
※トップページ、一覧ページは含みません
【2021年間アクセス数1位】
ウインターカップ県予選特集 バスケットボール男子 ライバルはこの選手です! 10月26日掲載
全国高校選手権大会県予選前に特集したバスケットボールの「ライバルはこの選手です!」企画は、年間アクセス数の2位と3位も独占。男女ともに人気の高さを示した。県代表となった男子の別府溝部学園、女子の大分は本戦でも輝きを放った。男子準優勝の大分上野丘の「主将奮闘記」は年間アクセス数10位となった。
【野球部門1位(年間アクセスランキング4位)】
甲子園を目指す注目の3年生(1) 6月29日掲載
今年も白熱した夏の高校野球。春夏連続甲子園出場を決めた明豊特集の他、「シード4校のキャプテンが熱い思いを語る」も多くの注目を集めた。
【サッカー部門1位】
全国高校選手権大会県予選特集 ライバルはこの選手です!(1) 9月16日掲載
実力が拮抗(きっこう)する高校サッカーは、夏は大分、冬は中津東が優勝。選手たちは小学校の頃からのライバル関係がそのまま続き、どの試合も白熱した試合が多かった。
【バレーボール部門1位】
春の高校バレー県予選企画 ライバルはこの選手です! バレー男子編(3) 10月30日掲載
他競技同様、ライバル企画が上位となった。今年は男子の大分工業が県内の主要大会で5冠を達成、古豪復活ののろしを上げた1年だった。女子は22連覇した東九州龍谷が春の高校バレー出場権を手にし、2年ぶりの日本一を目指す。
【ラグビー部門1位】
県高校総体 原点回帰の大分舞鶴が優勝 6月8日掲載
ここ2年、優勝から遠ざかっていた大分舞鶴が復活。伝統のフォワード戦の力強さが戻り、バックスの展開や、スピードも加わり、全国高校ラグビーフットボール大会への3年ぶりの出場も決めた。
【カルチャー部門1位】
マーチングに打ち込む 大編成 大分商業高校吹奏楽部 7月1日掲載
7月から、運動部以外の部活の取材も加わった。譜面通りに演奏するのはもちろん、音や動きに合わせて歩き方を統一し、楽器の上下動のタイミングなど、細部にこだわる姿が印象的だった。
【プロスポーツ部門1位】
大分トリニータ 松本怜が片野坂知宏監督の花道を飾る 12月17日掲載
天皇杯で準優勝した大分トリニータの松本怜。在籍9年目の最古参が片野坂監督と歩んだ6年間の思いを語った。「優勝という形で2021シーズンを締めくくり、退任する片野坂監督の花道を飾る」との思いがチームをひとつにした。
(柚野真也)