県スポーツ少年団駅伝交流大会 男子 豊後高田陸上クラブが連覇達成 【大分県】
陸上競技
全国大会冬の陣③ 駅伝女子 大分東明 苦難を乗り越え、目標は10位以内
10位以内にゴールするための3カ条
・3年生の復帰
・1区で流れをつかむ
・初出走者の粘り
6年連続8回目の全国高校駅伝競争大会(都大路)に出場する大分東明の女子駅伝部。県予選では全5区間で区間賞を独占し、優勝した。主力は昨年の都大路で1年生ながらアンカーを務めた竹原さくら(2年)。今年はエース区間の1区の出走が濃厚で「調子は上向いている。少しでもいい順位でタスキを渡したい。流れを作って、チーム全体に元気を与えたい」と意気込む。大きなけがもなく、タイムにムラがなく安定した走りができるため井上浩監督からの信頼も厚い。
竹原同様に昨年、都大路を出走した板井加奈、メアリー・ムイタの3年生2人は故障が長引き、本調子に遠い。それでも最後の大会への思いは強く、最後まで諦めるつもりはない。井上監督は「焦らせたくはないが、3年生が加われば心強い」と期待する。今年は故障者が多く、夏場に全体練習で走り込んで「足」を作れなかっただけに、最上級生が復帰すればチームにとって大きな追い風となるはず。
2年生になりエースの自覚が芽生えた竹原さくら
今年初出走しそうな多田妃奈とスーサン・カモソの1年生コンビは「潜在能力がある」(井上監督)。166㌢と長身の多田はフォームがダイナミックでスピードがある。カモソは長距離の経験が少なく、荒削りだが躍動感がある。共にトラックより高低差のあるロードを得意としている。他にも下りに強い庭瀬沙耶(1年)らにもチャンスはあり、大会にピークを合わせて行くことが重要となる。
目標は10位以内、そのためには県予選の1時間11分50秒を大幅に上回らなければいけない。井上監督は「今年はコロナの影響で沿道の応援がない。選手は沿道からの拍手、掛け声が力になっていたので残念。それでも毎年、本番になれば予想以上の結果を出してくれた。チームとしては1時間9分30秒を目標に設定している」と話した。
少数精鋭で10位以内を目指す
(柚野真也)
全国大会冬の陣
⑤ラグビー 大分東明 スピードを生かした展開ラグビーでベスト8を狙う
⑥サッカー男子 日本文理大学付属 愚直に謙虚に取り組み、まずは初戦突破を目指す
⑨弓道女子 津久見 全国選抜初出場、感謝の気持ちを射に込める
⑩バレー男子 大分南 2枚エースにプラスアルファで勝利を目指す