剣道 県高校新人大会 男女とも好成績を収めた杵築が全国を目指す 【大分県】

2023/01/17
  • 新人大会

 県高校新人剣道大会の男女団体で好成績を残した杵築が、今週末にある全国高校選抜大会の県予選で全国行きの切符を狙う。

 県高校新人大会でノーシードから勝ち上がった男子は、8年ぶりの優勝を飾った。堀郁郎監督は「今年のチームに派手さはないが、実力が備わった選手が多い」と話す。キャプテンで大将を担う田辺啓己(2年)を中心にまとまりがあり、それぞれが役割を果たす。

 

 10月の九州の強豪校が集った大会では、予選から僅差の勝負で勝ち上がり3位と結果を出したことで、自信をつけ勝負強さが備わった。県高校新人大会では優勝候補の明豊に勝ち、決勝では勢いそのままに大分鶴崎を敗って頂点に立った。前半でポイントを取られないように我慢強く戦い、大将の田辺に託す戦い方がハマった。田辺の他にも愛宕稜介(同)、小嶋絃太郎(同)、相良栄秀(同)、勢いのある1年生の矢野玄悠など実力者がそろう。全国に向けて全選手の調子が良く、田辺は「総合力で勝ち上がりたい」と決意を語った。

 

県高校新人大会で優勝した男子

 

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