2020 ページビューランキング

2020/12/31
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 今年はコロナ禍で、東京五輪の延期を筆頭に、スポーツ大会が各世代で軒並み延期、中止となった。目標を失った選手たちは、どんな思いでこの1年間を過ごしたのか、想像するとつらい。「大会があることを信じて練習に集中するしかない」。そう自分に言い聞かせた1年間だったのではないだろうか。

 中学、高校3年生の中には、今年を部活動やクラブ活動の集大成と位置付けていた者もいるだろう。春先から大会がほとんど中止になって、一度も試合を行う機会のないまま引退、競技を辞めた者もいるだろう。どこかで句読点をつけようとする姿に心が揺さぶられた。

 プロからアマチュア、小・中・高校生に大学生、社会人まで、さまざまな県内のスポーツシーンを追いかける「オー!エス! OITA SPORTS」だが、今年は多くの3年生を追いかけた。それぞれの競技、それぞれの選手にドラマがあり、多くの方にご愛読いただいた。

 当ウェブでアップした記事の中から、今年は部門別のページビュー数(ページが開かれた回数)ランキングを発表!

 ※トップページ、一覧ページは含みません

 

【2020年間アクセス数1位】

ラストステージを迎える3年生 ライバルはこの選手です! サッカー編② 9月17日掲載

全国高校選手権大会県予選前に特集したサッカーの「ライバルはこの選手です!」企画は、年間アクセス数の4位と5位にもランクイン。混戦が予想された県予選では日本文理大学付属が初優勝を飾った。多くの選手がライバルと名指しした堤聖司(大分3年)はJ3の福島でプロデビューを目指す。

 

【バレーボール部門1位(年間アクセスランキング3位)】

コートを彩る3年生 ライバルはこの選手です! バレー女子編① 10月4日掲載

女子は県高校新人大会で37連覇した東九州龍谷、男子は大分南が2年連続で、春の高校バレー出場権を手にした。ライバルたちの奮闘も見逃せなかった。春の高校バレーで日本一となり、最優秀選手賞を受賞する直前の室岡莉乃に焦点を当てた「東龍の小さなエース室岡莉乃が大きく成長」は年間アクセス数10位となった。

 

【バスケットボール部門1位】

コートを彩る3年生 ライバルはこの選手です! バスケ女子編① 9月27日掲載

バスケットボールは、ライバル企画が年間ランキングの上位に入った。今年の全国高校選手権大会(ウインターカップ)県予選は男女ともヒートアップ。男子準決勝の柳ケ浦対別府溝部学園は、互いのパフォーマンスが素晴らしかった。終了間際の逆転劇で中津北が勝利した女子決勝は、今後も語り継がれる名勝負となった。

 

【野球部門1位】

2020県高校野球大会 大分舞鶴高校野球部 最後まで一球一球を追う 6月6日掲載

夏の全国高校野球選手権が中止となり、県独自の大会を開催した高校野球。優勝した津久見が古豪復活を印象づけ、準優勝の大分舞鶴の快進撃も目立った。

 

【ラグビー部門1位】

監督の哲学① 「判断は一つではない」 大分東明高校ラグビー部 白田誠明監督 3月12日掲載

コロナ禍による部活動中止期間に企画した「監督の哲学」。各競技の名将に指導者論などを聞いたが、どの監督からも感じられたのは選手愛と競技愛。その中で、2年連続全国大会に出場する大分東明高校ラグビー部の白田監督の「楽しくなければラグビーをする必要がない」との言葉は印象的だった。

 

【小中学生スポーツ部門1位】

大分県小学生バスケットボール大会 男子 6年生が活躍した別府ゲーターズが優勝 12月2日掲載

小学生年代の大会も少なかった今年。全国につながる最初で最後の大会だったことから、バスケットボールは男女ともに熱戦が繰り広げられた。男子は別府ゲーターズ、女子は判田が県代表の座を射止め、全国大会に出場することになった。

 

【プロスポーツ部門1位】

大分トリニータの歴史を彩った選手たちの今① 高松大樹(大分市議会議員) 4月4日掲載

今季の目標6位に届かなかったが、下位争いに巻き込まれることなくフィニッシュした大分トリニータ。リーグ戦の長い中断期間にOBにインタビューした企画が好評を得た。昔懐かしい元選手の現状と、チームへの期待を聞くことができた。

 

 

(柚野真也)

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