南九州四県対抗選手権大会県予選 バスケットボール男子 柳ケ浦が無敗継続、「守って勝つ」信念で優勝 【大分県】

2025/04/14
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第79回南九州四県対抗選手権大会県予選

決勝 4月13日 クラサス武道スポーツセンター

柳ケ浦55(16-8、9-15、15-12、15-11)46別府溝部学園

 

 2月の県高校新人大会の再戦となった南九州四県対抗選手権大会県予選の男子決勝。柳ケ浦は別府溝部学園を55-46で下し、昨年から続く県内無敗記録をさらに更新した。今大会でも、相手に主導権を渡すことなく、狙い通りのロースコアゲームに持ち込み、持ち味である守備力を前面に押し出して勝利をつかんだ。

 

 「主力にけが人が出ていた中で、50点未満に抑えられたのは大きな収穫だった」と中村誠監督は胸を張る。前回の県新人大会では、終了間際の3点シュートで逆転に成功したものの、「実質は負け試合だった」と悔しさをにじませていた。あれから1カ月。新チームは多くの2年生がコートに立ち、経験を積み、確かな成長を見せている。

 

 攻撃の軸となったのは、ポイントガードの古謝脩斗(3年)。冷静な判断力と的確なパスでチャンスを演出し、試合を通じて攻守で安定感をもたらした。「昨年はスリーポイントシューターと2人の留学生がいた。彼らに頼る形があったが、今年はそうはいかない。ノーマークのスリーポイントやドライブで点を取る、より多彩な攻撃が求められる」と中村監督は語る。

 

試合をコントロールした古謝脩斗

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