大分舞鶴高校陸上部 岡部 翔(3年) file.924
陸上競技
NEW!
全国高校総体(インターハイ)北九州地区予選会
6月19日~22日 クラサスドーム大分(大分市)
女子400メートルリレー
▽予選 1組①大分雄城台(阿南、森、山崎、佐藤)46秒32
▽準決勝 1組①大分雄城台(阿南、森、山崎、佐藤)46秒39
▽決勝 ①大分雄城台(阿南、森、山崎、望月)46秒97
死角はなかった。大分雄城台の女子スプリントチームが400メートルリレーで7連覇を達成した。出場校で唯一、予選、準決勝、決勝の3レースで46秒台をマーク。200メートル覇者の佐藤鈴音(3年)、100メートルで3位の森なつみ(同)のダブルエースを軸に、能力の高い1、2年生が実力を存分に発揮した。総力の勝利だ。
層の厚さは目を見張るものがある。決勝は脚の違和感を抱えた佐藤に代わり、急きょ400メートル障害2位の望月あおい(2年)をアンカーに初起用した。7連覇をかけた大一番に「すごく焦った」と緊張感に包まれて本番へ。3走の山崎璃桜(1年)からバトンを受け、先行された長崎日大をフィニッシュ直前で捉えた。2位の長崎日大との差は0秒04。「頭の中は真っ白。全力で走ったら追いつけた」と潜在能力の高さを見せた。

スプリント力が際立つ2走の森は「誰が入っても優勝できる力があるのが最大の強み。メンバー全員が各種目の決勝で、本来の力を発揮できる能力を身につけた」と話す。小学6年から本格的に陸上に取り組んでいるスプリンターは0・01秒差で勝敗が決まる緊張感や、わずかな記録更新に大きな喜びを感じるという。
1走・阿南伶奈(1年)と山崎は上級生が「憧れの存在」という。不安な気持ちに寄り添い、力に変えてくれる2、3年生との絆は強く、「すごく助けられた。先輩についていけるように頑張っている」(阿南)。100メートル準決勝で11秒90をマークした山崎は「尊敬する先輩と一緒にインターハイで優勝したい」と誓う。

リレーの強さは400メートルだけではない。佐藤、長野梨心(3年)、阿南、望月の4人は1600メートルリレーでも2連覇に貢献した。佐藤はリレー2種目と200メートル、400メートルの最大4種目で全国の舞台に挑む。「インターハイ(全国高校総体)に向けてギアを上げ、日本一を目指す」とチームをけん引する。
さらにチームは、800メートル2位の利光愛理(2年)や七種競技2位の広瀬朱莉(3年)らを含めた個人7種目で計8人が全国切符を獲得した。学校対抗は大分、福岡、長崎、佐賀各県の出場校の中でナンバーワンだ。
400メートルリレーのベストタイムは46秒32。全国高校総体は45秒台を狙う。底上げされたチーム力で大舞台を楽しむ時が来た。 (坂本陽子)
地区を選択
学校名を選択