県高校総体前特集 バレーボール女子① 地元開催の全国高校総体で日本一を目指す東九州龍谷 【大分県】

2024/05/03
  • 高校総体

 高校生アスリートの祭典・全国高校総体(インターハイ)のバレーボール女子が中津市で開催される。その県予選となる県高校総体が6月1日に始まる。今大会は上位2チームが全国高校総体の出場権を手にすることができる。24連覇を目指す東九州龍谷(東龍)が絶対的な強さを見せており、大分商業、成長著しい大分西などが残りの1枠を争うことになりそう。今回は上位争いが予想される4チームを紹介する。第1回は絶対王者の東龍だ。

 

 春の高校バレーでは優勝した就実(岡山県)に初戦敗退し、日本一への思いは強くなった。敗戦後に新チームが始動。ここ数年で最も平均身長の低いチームとなったが、レシーブ力を徹底的に強化して、2月の全九州選抜高校大会で8連覇を達成した。そして、4月にはU-16日本代表に選ばれた忠願寺莉桜や吉村はぐみ、松尾侑和ら力のある1年生が加わり戦力は整った。

 

 全九州総合選手権大会県予選は、全国高校総体に向けての選手選考の場となった。全4試合で圧勝し、キャプテンの忠願寺風来(3年)は「新1年生にとって初めての公式戦だったが、練習通りのプレーができたと思う。全員がやるべきプレーをして、意思疎通できていた」と一体感を強調した。

 

キャプテンでありチームの精神的支柱となる忠願寺風来

 

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