県高校総体直前特集 サッカー男子⑤鶴崎工業 堅守速攻で番狂わせ起こす

2019/05/03
  • 高校総体

イチ押しプレーヤー

 

MF今井玲音(3年)

172cm、58kg、津久見第一中学校出身(前所属チームはカティオーラFC)

 

 定位置はボランチだが、チーム事情により最終ラインへ主戦場を移し、守備能力の高さを発揮している。相手の攻撃の芽をつぶすだけではなく、ボールを奪った後は、積極的に前方やサイドへ大きく展開する。ボランチの選手らしくリズムをつくるために少ないタッチで周囲の選手にボールを預けることもできる。最終ラインから試合を組み立て、状況次第ではFWへのロングフィードや近くの選手を1人飛ばして左右へ大きく展開するなど、鶴工の新たな攻撃のバリエーションとなっている。

 新チームになってからキャプテンとなり、「ピッチの監督」として松田監督の狙いを理解し、選手に的確に伝える役割を担う。自分の課題に対しては、毎日サッカーノートにまとめる。真摯にサッカーに取り組む姿勢が成長を加速させている。

 

 

県高校総体直前特集

サッカー男子 ①タレントぞろいの大分が優勝候補筆頭

       ②撃ち合い上等、大分工業が攻撃サッカー貫く

       ③気持ちを新たに再々出発した柳ケ浦

       ④大分上野丘 ラストピースは3年生の底力

       ⑥3学年の融合を図り、王座奪還を狙う大分西

       ⑦大分鶴崎 ダークホースになるために基本を追求

       ⑧目指すスタイルが明確、前評判の高い中津東

(柚野真也)

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