夏の主役たちvol.7 剣道女子 明豊が最強のチームで日本一を目指す
2021/07/31
- 高校総体
今年の明豊は強い。岩本貴光総監督は「限りなく日本一に近いチーム」と断言する。その言葉通り、6月に開催された県高校総体では圧倒的な強さで連覇を達成した。昨年も全国高校総体の出場権を得ていたが、新型コロナウイルスの影響で全国への道が閉ざされ涙を飲んだ。選手たちは、昨年出場できなかった先輩の思い、大会が開催されることへの感謝を胸に、チーム一丸となって日本一を目指す。
勝利の鍵を握るのは3年生。大将の宮田陽子は岩本総監督いわく“高校剣道界の逸材”。統率力、協調性も高く、精神的支柱としてチームをけん引する。副将の釘宮理沙は身体能力抜群で、ここ一番の強さがある。
3年生中心のチームだが2年生も負けてはいない。注目はポイントゲッターの奥日菜乃。県高校総体個人戦で2年生ながら優勝し、団体、個人共に活躍が期待されている。本人も「チームを勢いづけるのが自分の役目だと思っている」と気合十分。
全国制覇に向けて練習でも気合が入る