#スポーツのチカラ 県高校総体 ウエイトリフティング 大分工業の4選手が県高校記録を更新

2020/08/15
  • 高校総体

 県高校総体のウエイトリフティング男子では好記録が続出した。県高校記録を更新した55kg級の渡辺信之介、67kg級の大川内祐太、89kg級の工藤悠祐、102kg超級の久野格の3年生4人を擁した大分工業が学校対抗を制した。キャプテンの大川内は「全国選抜もインターハイ(全国高校総合体育大会)も中止となり悔しい思いはあるが、ここ一番での集中力を発揮できたのは精神面の成長が大きい」と、自分に矢印を向けて取り組んだ練習の成果が出たことを喜んだ。

 

 高校入学を機にウエイトリフティングを始めた大川内は「体づくりが好きで筋トレができる。記録が目に見えて分かりやすい」と自己記録を更新する喜びを知り、競技にのめり込んだ。記録は右肩上がりに伸び、高校2年時にはインターハイに出場。初めての全国舞台で緊張もあったが、「足元にも及ばなかった」と完敗したことで競技への取り組み方が変わったという。全国選抜、インターハイの2冠に輝いた1学年上の首藤佑希を手本に練習の取り組み方、試合までの調整などを学んだ。

 

県高校新記録で優勝した大川内祐太

 

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