ハンドボール女子 戦力充実の大分が4年ぶりの日本一を目指す 【大分県】
2023/01/25
- 春の全国大会
前チームの先発メンバーに名を連ねていた選手がそろう、大分高校の新チーム。すでに土台が構築されており、全国高校選抜大会で4年ぶりの日本一を狙う。キャプテンの小鱗稀美莉(2年)は、「私たち2年生は中学の頃にコロナ禍で全国大会が中止になった学年。高校で日本一になるために集まった」と強い思いを示す。
同じ中学や県選抜チームでプレーした選手が多く、互いのプレーの特徴を理解している。得点源の高山遥奈、司令塔の古賀美陽、ポストプレーを得意とする若林璃音の2年生が軸となり、1年生には16歳以下の日本代表候補選手も控え、戦力は充実している。滝元泰昭監督は「核となれる選手は確かにいるが、それだけでは勝てない。中学の頃の成功体験がないのか、どこか自信がない」とした上で、「2月の全国高校選抜大会の九州予選で優勝して、スッキリした気持ちで全国で戦いたい」と目標を設定した。
基礎練習がチームの根幹を支える