春の高校バレー県予選特集 男子(2)別府鶴見丘 ポジションを見直し、守備強化でチーム力向上 【大分県】

2024/10/20
  • 冬の全国大会

 高校バレーボール最大の大会「春の高校バレー」の出場権を懸けた県予選が始まる。栄冠を手にするのは―。ここでは優勝候補となるシード4校を紹介する。

 

 平成最後の春の高校バレーに出場して以降、優勝から遠ざかっている別府鶴見丘。4強入りは果たしているが、かつての王者は満足する訳にはいかない。もがき、時に苦しみながら見据えるのは優勝の二文字。県予選ではチーム一丸となって頂点を目指す。

 

 県高校総体後、3年生1人、2年生7人、1年生10人の若いチームとなった。大分南、大分工業は不参加ではあったが9月の県高校フレッシュバレーボール優勝大会で優勝するなど仕上がりは上々だ。現在は、ただ一人残った3年生の遠々内慎をキャプテンに据え、ポジションの見直し、守備の強化でさらなるチーム力の向上を図っている。「ボールをつなぐ方法を明確にし、ミスをしないシステムを構築している。なぜミスが起きるのか、自分は何をするべきなのかを考えながらプレーできるようになることが重要」と舞裕太監督。1、2年生中心のチームのため、まだまだ発展途上であることは否めないが、選手のモチベーションは高く、日に日に一体感は増している。

 

役割を明確にし、迷いが消えた

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ