トリニータ 勝負の2年目、長谷川雄志の期する思い
2020/04/26
- 大分トリニータ
本人も今季2試合を終えて、成長を感じていた。「今年は心に余裕がある。試合中に見える景色が昨年とは全然違う。相手の動きや守備のときのポジショニングなど、このときはこう動くというのがパッと分かるようになった。1年間、監督のサッカーを経験したのは大きい」。今季は監督が求めていることに自分らしさを出したいと考えている。「スルーパス1本で得点に直結するプレー」をイメージしている。ペナルティーエリア内で勝負できる知念慶や渡大生が加わり、パスの出し手としては使いやすくなった。「それぞれ得意なプレーがあるので、特徴を最大限に生かすことができれば、もっと攻撃的なサッカーができると思っている」と話す。
プロとしてさまざまな経験を積んだ23歳は、自ら勝負の年と位置づけて不確定なシーズンに臨む。「どんな状況になってもベストを尽くす。チームが勝てるようなプレーを心がけたい。自分を信じて続けることが大事だと思っている」。掲げる目標の5得点10アシスト、チームを勝利に導くゲームメーカーとして、今季のさらなる飛躍を信じたい。
チームの勝利に貢献したいと話した長谷川雄志
(柚野真也)