大分トリニータ 天笠泰輝 新天地での挑戦と進化するチームの現在地 【大分県】
2025/03/15
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シーズン開幕から4試合、新加入の天笠泰輝はボランチとして先発出場を続け、チームの中核を担っている。新天地での手応えを感じつつも、チームの課題と向き合いながら戦い続ける天笠の視点から、現在の状況を読み解く。
今週末の山口戦に向けての練習で、ポジションやフォーメーションによって求められる役割が変わる中で、冷静に対応した。「すごくやりやすかった」と語るが、その裏には的確な判断と柔軟な対応力がある。
直近の水戸戦では、相手が巧みにボールを動かしながら背後を狙う展開となったが、天笠は強度の高い守備を意識した。「どれだけ相手に激しく寄せられるかがポイントだった」と振り返り、練習では「前向きな状況でゴールに向かうプレー」を重点的に磨いた。
開幕戦こそ白星を挙げたものの、その後は無得点が続く。天笠は「やりたいことがまだしっかりできていない」と課題を挙げる。「試合を重ねる中で危機感を持ち、それを意識改革につなげることが重要だ」と語る。特にシュート意識の向上が必要で、ゴール前に人数を増やすことがカギとなる。有馬のポストプレーに頼るだけでなく、より多くの選手がゴール前へ侵入し、サポートを増やす動きが求められる。
チームの中核を担う天笠泰輝