大分トリニータ 攻守に光る存在感 昇格へ導く伊佐耕平の自負 【大分県】

2025/04/11
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 現在2勝5分1敗、順位は9位に位置する大分トリニータ。前節・大宮戦では終了間際の失点によって勝ち点3を逃したものの、上位との差は着実に縮まりつつある。ここから続く直接対決を制すれば、一気に順位を上げることができる。

 

 そんなチームの最前線で、攻守において不可欠な役割を果たしているのがFW伊佐耕平だ。今季途中から採用された2トップの布陣で、存在感は日に日に増している。大宮戦では今季二つ目となるアシストを記録。狭いスペースの中でのトラップからスルーパスへとつなげた一連の動きは、前線の連係と判断力の高さを象徴するプレーだった。

 

 伊佐の真骨頂は、守備にある。前線からのプレスを単独で仕掛けるのではなく、味方との連動を大切にしながら、相手のトラップやパスのタイミングを見極めて身体を寄せていく。その姿勢は片野坂知宏監督も高く評価しており、攻守両面でタスクを全うする点が大きな信頼を得ている理由だ。本人も、守備のスイッチを入れるタイミングをチーム全体と共有することを意識している。

 

大宮戦で先制点をアシストし、仲間のもとに駆け寄る伊佐耕平

 

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