県高校総合文化祭で対局の楽しさ伝えた大分上野丘高校囲碁部

2021/12/02

 毎年、団体戦や個人戦で全国大会に出場する大分上野丘高校の囲碁部。現在、部員は2年生6人、1年生1人。幼い頃から腕を磨く経験者、高校から囲碁を始める部員もいる。顧問の安藤耕平先生は囲碁の魅力を、「初心者でも楽しめる。局地で負けても総合的に勝てるところが面白いところ。ある程度の基本を身に付けて詰め碁の本を読めば、定石、布石などが分かるようになる。相手の3手先、5手先を読めるようになれば強くなる」と語る。

 

 囲碁の楽しさを広めるために県高校総合文化祭で、部員4人が囲碁の魅力を紹介し、初心者の生徒に「9路盤の石取りゲーム」のルールを教えて対局した。小玉藍子(2年)は「自分は高校から囲碁を始めたので教えるのは難しかったけど、石を取る面白さは伝えることができた」と話し、フェンシング部と掛け持ちする荻野綾子(同)は「つたない説明になったけど、参加者は楽しんでくれた」と語った。

 

対局で楽しさを広めた囲碁部

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ