全国高校野球大分大会抽選会 45チーム対戦相手決まる

2017/06/23
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 第99回全国高校野球選手権大分大会の組み合わせ抽選会が21日、大分市の県教育会館であり、出場45チームの対戦相手が決まった。開会式は7月8日。選手宣誓は大分東明の助安大智主将に決まり、中津東対大分東で幕を開ける。今大会は全45チームが単独校として出場する。

 

 出場45チームの主将、マネージャーらが緊張した面持ちで並ぶ中、組み合わせ抽選会が始まった。まずはノーシードの37チームのくじ引きで始まり、その後に春の県大会を制した明豊高校、大会連覇を狙う大分高校などが番号札を引いた。

 

 この結果、第1シードの大分商業は左パートに、明豊が右パートに分かれた。大分商業の平隼主将は「いよいよ大会が始まる。最後の大会なのでどんな内容でもいいので結果にこだわりたい。持ち味の打撃でガンガン打って、投手陣の疲れや負担を減らしたい」。明豊の三村鷹人主将は「つなぐ野球を全員が意識できている。2年前の(甲子園に出場した)チームに比べ調子の波はあるが雰囲気は良い。全員野球で優勝したい」と力を込めた。

 

 県下No.1左腕と称される益川和馬がいる大分舞鶴は、大会5日目の第2試合に登場する。同校初の甲子園出場に向けて馬見塚涼平主将は「優勝まで6試合あるが一戦一戦目の前の試合に集中するだけ。昨年秋まで益川に頼り切りだったが、冬を越えて打撃が好調。投打をかみ合せたい」と話した。

 

 開会式は7月8日午前10時30分から別大興産スタジアムで行われる。決勝は25日午前10時からの予定。優勝校が出場する全国選手権大会は8月7日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。

 

 開会式の選手宣誓は大分東明の助安主将が務める。立候補した40校の主将のくじ引きで決まった。助安主将は「まさか当たるとは思っていなかった。聞いた方が感動してもらえる選手宣誓をしたい。一戦一戦を楽しみ、支えてくれた方に感謝の気持ちを伝えられるようなプレーをしたい」と意気込みを語った。

 

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