3年生、夏物語2022 vol.9 アーチェリー 競技と学業を両立し、常にベストを尽くす高尾太輝(大分東明3年)

2022/09/08
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 「完璧主義、手を抜くことが嫌い」。チーム大分ジュニアアスリート発掘事業の2期生としてアーチェリーを始めた大分東明の高尾太輝(3年)は、高校最後の大会となる栃木国体に向けて、自己ベスト626点の更新に照準を合わせている。

 

 チーム大分ジュニアアスリート発掘事業でボートやカヌー、ライフルなどの競技を体験し、アーチェリーとホッケーに興味を持った。高尾は「中学までバスケをしていたが、自分の力だけを評価される個人競技で勝負したかった」とアーチェリーを選び、大分東明に入学した。

 腕が長く、俊敏性と柔軟性に優れた高尾は競技を始めた当初から弓を引くと、矢が的の真ん中に当たった。ただ、偶然を良しとしない高尾は、的に当たる時と当たらない時を分析し、フォームの安定を図り、道具の特性を理解することで得点を伸ばした。2年生で全国高校総体、全国高校選抜大会に出場し、順調に結果を出したが「自分の思い描く成長ではなかった」という。

 

栃木国体に出場する高尾太輝

 

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