スター候補生インタビュー⑤ サッカー 堤聖司(大分高校3年)「どんな形でもいい。泥くさくゴールを狙う」
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「シュートのバリエーションが多く、決定力の高いストライカー」と高評価を得て、サッカーJ3の福島ユナイテッドへの入団が決まった堤聖司。高校最後の大会となる全国高校選手権大会の出場は逃したが、これまで積み重ねた得点と試合経験は色あせることはない。「大分中学、大分高校で技術の高い仲間とサッカーができ、成長できた。この6年間の経験を次のカテゴリーで生かしたい」とプロでの活躍を誓った。
Q:中高一貫校の大分中学・高校の6年間で得たことは?
中学、高校で全国大会に出場できたのは大きいです。自分がどれだけできて、何が足りないかを意識して練習に取り組めました。レベルの高い選手が多く、毎日の練習で成長を感じることができました。その中で高校2年生の時に出場した全国高校選手権でベスト16になったのは自信になったし、プロを強く意識するようになりました。
Q:コロナ禍の中での2020年を振り返って。
活動できなかった2カ月でフィジカルを鍛えることができました。体が大きくなったし、自分のプレーを見直す時間となりました。試合数が減ったりアピールする場が少なくなったことで、次の進路への不安はありましたが、見てくれる人はいるので練習試合でも全力でプレーしました。
Q:昨年秋の九州遠征での練習試合が評価され、プロ行きを勝ち取ることになりましたが、自分で何が評価されたと思いますか。
ルーテル学院(熊本)との練習試合でハットトリック(3得点)が評価されたと聞いています。やはりF Wである以上は結果が全て。どんな泥くさい得点でも結果を残すことを常に考えていました。自分の特徴である何度も動き直して(ゴール前に)向かうところは長所として伸ばしたいし、もっと体を大きくして当たり負けしないフィジカルを鍛えなければと思います。