スター候補生インタビュー③ サッカー 弓場将輝(大分トリニータU―18/大分東明高校3年)「死に物狂いでつかんだトップチームへの昇格」

2021/01/03
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 2年ぶりに大分トリニータアカデミーからトップチームに昇格した弓場将輝。昨年は2種登録選手としてルヴァンカップ に出場し、Jリーグデビューを果たした。各年代の日本代表にも選出されるボランチは、得点能力が高く、将来有望な選手として評価は高い。次代の大分のエース候補は進化を遂げていく。

 

 

Q:昨年9月にプロ入りが決まってからの周りの反応は?

チームからは「プロになるのだから高いレベルでプレーしろ」と要求されることは増えました。試合をしても対戦相手からのプレッシャーも増えたけど、自分なりに消化できたと思います。学校では「Jリーガー」とイジられることはありましたが、それはそれで心地よかったです。

 

Q:それまでもトップチームの練習には参加していましたが、関わり方が変わったのでは?

 トップチーム昇格が決まってからはアカデミーの選手ではなく、同じ立場の選手として扱ってくれるような感じがしました。すごく親近感もあったし、サンペー(三平和司)さんやコズくん(小塚和季)がめちゃくちゃイジってくれ、チームに入りやすい環境を作ってくれました。

 

Q:プロ入り前から練習でき、公式戦に出場できたのはアドバンテージになるのでは?

 高校生とはプレースピードも強度も違う中で練習できたのは財産となったし、アピールできたからこそ試合に出させてもらえたと思います。ルヴァンカップ (3節)柏戦に出ましたが、あのときはホテルからスタジアムに着くまで尋常じゃなく緊張しました。アップで体を動かして緊張は取れたけど、プロの試合の雰囲気を味わえたのは良かったです。積極的にボールに絡めなかった課題が出ましたが、それでも解説の方から「ベテランみたいな落ち着いたプレーをする」と言われてうれしかったし、自信になりました。

 

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