カヌー少年男女 仕上がり良く、本国体で好成績を狙う

2019/09/01
  • 国体

 大分市内の学校が集まり、合同で練習する「大分市高等学校カヌー部」から3選手が茨城国体に出場する。8月18日から開催された文部科学大臣杯日本カヌースプリントジュニア選手権大会では各種目で好成績を残し、弾みをつけて乗り込む。

 

 全国高校総体で500㍍男子カナディアンシングル4位、同ペアで5位となった荒金透音(大分舞鶴3年)は、ダブル入賞の勢いそのままに、文部科学大臣杯では500㍍男子カナディアンシングル4位、同ペアで優勝、同フォア(4人乗り)でも優勝した。182㌢、83㌔と恵まれた体を生かし、ダイナミックにパドルで水を捉える。荒金は「シングルでは思うような結果を残せなかった。後半にパドルさばきが崩れてしまった」と満足した様子はない。

 国体では岩永紘明(高田3年)とのペアで出場する。「状態はいい。文部科学大臣杯での手応えもあるし、最後まで丁寧にこいでトップでフィニッシュしたい」と高ぶる気持ちをコントロールし、冷静にレース展開を読み、高校最後の大会で有終の美を飾ると意気込む。

 

カナディアンペアに出場する荒金透音

 

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