大分トリニータ キャンプレポート チームビルディングに手応え 【大分県】

2023/01/26
  • 大分トリニータ

 大分トリニータは20日から鹿児島キャンプに入り、順調に日程を消化している。下平隆宏監督はチームづくりの進み具合についてこう話した。「今季は選手と一緒にチームをつくる『共創』をテーマに掲げているが、チームビルディングができている」。指揮官の語るチームビルディングとは、選手個々の技術や能力、経験を最大限に発揮して目標のJ1昇格を達成できるチームを作り上げていく取り組みで、今回のキャンプではチームのコミュニケーションを円滑にし、選手の役割を明確にすることに注力している。

 

 最強寒波によりピッチが雪で白くなった24日、徳島とのトレーニングマッチに臨み、下平監督は「悪条件のなか集中力を切らさず、チームがバラバラにならずに戦えた。ピッチで起きた問題を選手が試行錯誤して問題解決をしていた」と評価した。

 試合は45分×3回という変則的なものであったが、新加入のDF安藤智哉、今季プロ1年目となるMF保田堅心が2得点を決めて3-3の引き分け。1本目の早い時間帯で失点し、浮足立ったがGK高木駿が最後尾から守備の指示を出し続け、終盤の底でコンビを組んだMF弓場将輝とMF野嶽惇也が前線の選手を動かし、バランスを取ることで試合に落ち着きを取り戻すことができた。

 

大雪のトレーニングマッチとなった

 

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