グッドルーザー バレーボール女子 ノーシードから勝ち上がり、絶対王者に一矢報いた大分商業 【大分県】

2022/11/23
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 全日本高校選手権大会(春の高校バレー)の県予選でノーシードから決勝戦まで勝ち上がり、絶対王者・東九州龍谷(東龍)を相手に善戦した大分商業。新チームになってから苦難の連続であったが、3年生4人は悔いなく高校でのバレーボール生活を終えた。キャプテンの黒佐明椰(3年)は「(今年3月の)県高校新人大会から始まった1年間、思うように勝てずに悔しい思いばかりしてきた。決勝まで上がれたのは森栄一郎先生(監督)、コーチ、保護者が支えてくれたおかげ」と感謝の言葉を口にした。

 

 打倒・東龍の一番手として、春の高校バレー県予選では9年連続決勝まで勝ち上がった大分商業の歯車が狂ったのは、不運にも新型コロナウイルスによる感染拡大だった。新チームでの初めての公式戦となった3月の県高校新人大会では準々決勝で棄権敗退、その後の大会では調子も上がらず、ベスト8止まりが続いた。ただ、この勝てない期間にレシーブ力を徹底的に鍛え、ボールを落とさない粘り強さを手にした。松田寿(同)は「ベスト8に落ちてはい上がるのは難しかったけど、きついことを乗り越えたから今があると思う」と振り返る。

 

これまでの悔しい思いを爆発させた

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