県高校新人大会 バスケットボール男子 九州大会出場の大分豊府がワンランク上のチームを目指す 【大分県】

2023/03/29
  • 新人大会

 県高校新人大会でベスト4入りし、10年ぶりに九州大会に出場した大分豊府が次のステージへ駆け上がろうとしている。キャプテンの井上嵩斗(2年)は、「レベルの差を体感できたが、埋まらない差でもないと思えた。もう一度、九州大会で試合をしたい」と、九州の強豪校と公式戦で戦ったことでチームの新たな目標が見つかったという。

 

 県高校新人大会では3回戦でシード校の日田と対戦し、第4クオーターで17点差を詰め、再延長の末に勝利した。続く準々決勝の中津北戦でも延長戦を制し、準決勝に駒を進めた。劇的な勝利で九州大会出場を射止めたチームは、飛び抜けた選手も身長の高い選手もいないが、1対1の個人スキルがあり、団結力が特徴だ。ドライブを得意とする井上や佐保卓弥(1年)が仕掛け、インサイドプレーが強い池部優斗(2年)、外角で待つシューターの足立嶺乃介が合わせて点を重ねる。

 

チームの支柱となる井上嵩斗

 

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