激闘制し、8強へ進む。それぞれの誇りを懸けた戦いが始まる
- 高校野球
前回覇者の明豊が8強に一番乗りし、佐伯鶴城や日田林工、鶴崎工業のシード校も続いた。ここでは3回戦を振り返るとともに、指揮官に準々決勝に向けての展望を聞いた。
第100回全国高校野球選手権記念大分大会
7月18日 第1試合 3回戦 別大興産スタジアム
大分商業 200 002 3 |7
明 豊 000 241 7×|14(7回裏2死コールド)
大分商業 古江ー川瀬
明 豊 大畑ー中島
本塁打 甲斐(大分商業)
三塁打 田中(大分商業)、布施(明豊)
二塁打 上野(大分商業)、布施2、伊谷3、浜田、野辺(明豊)
明豊が打ち勝ち8強一番乗り
明豊 川崎絢平監督
Q:試合を振り返って
後半勝負と言っていたので、7回に逆転されずによく同点で止まったなという感じ。ラスト3イニングで勝負だと全員が感じていたこともあり、7回に追いつかれても、アレっという雰囲気ではなかった。
Q:1回に2点本塁打を打たれた序盤の雰囲気は?
あの一発だけで他は全く問題ではなかった。すぐに気持ちを切り替えることができた
Q:7失点は想定内でしたか?
これだけ暑いので、後半はピッチャーの代えどきが難しい。お互いでしょうが(先発投手が)へばってきた。ウチは追い抜かれなければいいなと思っていた。
Q:大畑蓮選手(2年)先発の意図は?
この前(2回戦)の試合でリリーフした投球が良かったし、信頼もしている。今一番いいピッチャーをマウンドに送った。
Q:(大分商業先発の)古江空知選手(3年)のスライダー対策は?
敢えてスライダーだけ待てと言った。カウントが追い込まれるまでスライダーを見極めさせた。何人か手を出したが2巡、3巡もすれば慣れるし、大丈夫かなと思った。
Q:7回の継投については?
左バッターだったので中島愁人(3年)でつなぎ、次の回から寺迫涼生(2年)で行こうと考えていた。ある程度総力戦になると思っていた。
Q:打線が17安打14得点と爆発しました。
10割の出来かと言われればそうでもない。1戦目より良くなっているが、もう少し良くなると思っている。あと何日かで調整したい。暑いのでへばってくるがそれはお互いさま。あとは気持ち。初戦は打ちたい気持ちが強く力みがあったが、左バッターも右バッターもセンターから逆方向に打てるようになったのはいい状態に向かっている証拠。
Q:この試合の収穫と課題は
バッターがセンター中心のバッティングができてきた。これからの試合は暑さに精神面が耐えられるかどうか。集中力が途切れた方が負ける。暑い中で集中力を持たせる体力を鍛えてきたつもり。
明豊高校 戦力分析の記事はこちらから→https://os-oita.com/special/koushien/545.html