激闘制し、8強へ進む。それぞれの誇りを懸けた戦いが始まる
- 高校野球
7月18日 第3試合 3回戦 別大興産スタジアム
佐伯鶴城 100 203 3|9
佐伯豊南 000 100 0|1(7回コールド)
佐伯鶴城 大神
佐伯豊南 熊田-高野
三塁打 石本(佐伯鶴城)
二塁打 山口、春山、大神、河野(佑)(佐伯鶴城)、神野、冨高、後藤(佐伯豊南)
佐伯対決を制し、鶴城がベスト8進出
佐伯鶴城 釘宮啓彰監督
Q: 佐伯対決となりましたが、どんな試合でしたか?
生徒たちは小学校から同じ地区で野球をしてきた仲間。(先発の)大神裕貴(3年)は相手の1番、2番、5番打者と同じ中学で仲が良かったようだ。こうやって地元の子が地元の高校に残って甲子園を目指す。最高な環境で最高の高校野球ができたと佐伯豊南には感謝したい。
Q: 1回はノーヒットで先制しました。ソツのない攻撃ができていますね。
相手の熊田雄太投手(3年)はスローボールを得意としている。精一杯、120%の力を出し、手を緩めることなく点を取ろうと言ってきた。1回から3回まではスローボールに対し引っ張り過ぎたので、逆方向に強い当たりができるようにと喝を入れた。6、7回はセンターを狙うようなバッティングができた。
Q: 2試合連続の先発となった大神選手の出来は?
中2日で投げたが、(初戦の日本文理大付戦より)球のキレがあり、重かったと思う。スライダーを狙われていたが、ストレートが走り、チェンジアップも効果的だった。相手は大神との勝負を楽しみにしていた。大神はそれを受け止めながらも、チームの勝利のために投げてくれた。
Q:次戦を見据え、継投は考えなかったのですか?
古い考えの人間なので投手は完投してこそ一流だと思っている。ただ、今日は7回に3点入りコールドの可能性が出たので代えなかったというのが本音。大神自身がきれいに締めた方が疲労は残らない。野球選手の本能というか、大神はピッチングが大好きなので代える必要はなかった。
Q:次も大神選手が先発するのでしょうか?
この暑さなんで…。でも大丈夫だと思う。実際にこの試合も6回からギアが上がり、本人も楽しんでいた感じがあった。
Q:この試合の収穫と課題は?
同じ佐伯のチームに勝ったこと。佐伯の、県南の代表として次も全力で戦い、大会を盛り上げたい。
佐伯鶴城高校 戦力分析の記事はこちらから→https://os-oita.com/special/koushien/551.html