県高校総体直前特集 サッカー男子⑥ 3学年の融合を図り、王座奪還を狙う大分西

2019/05/05
  • 高校総体

イチ押しプレーヤー

 

MF河野永耀(3年)

175cm、60kg、稙田東中学校出身(前所属チームは大分トリニータU-15)

 

 テクニックがあり、一本のパスで局面を一変できるレフティーだが、プレーにムラがあり、これまで集中力に欠けるプレーが散見された。見かねた首藤監督は、2月の県新人大会ではメンバーから外し、荒療治に出たことが功を奏す。「悔しかった。チームに絶対必要とされる存在になりたいと思った」と河野。気持ちが表に出るタイプの選手ではないが、プレーの質が明らかに変わった。県総体に向けて「連動してゴールに向かうことは変わらないが、最後は自分のパス、得点で試合を決めたい。全試合で得点に絡むプレーをしたい。守備は球際で負けたくないし、優勝するために死に物狂いでプレーする」と語った。「ミスが多く、自分のところでピンチになる。まだまだ力不足なところは多い」とくぎを刺すことも忘れなかったが、先の言葉は掛け値なしの本音だろう。

 

 

県高校総体直前特集

サッカー男子 ①タレントぞろいの大分が優勝候補筆頭

       ②撃ち合い上等、大分工業が攻撃サッカー貫く

       ③気持ちを新たに再々出発した柳ケ浦

       ④大分上野丘 ラストピースは3年生の底力

       ⑤鶴崎工業 堅守速攻で番狂わせ起こす

       ⑦大分鶴崎 ダークホースになるために基本を追求

       ⑧目指すスタイルが明確、前評判の高い中津東

(柚野真也)

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