県高校総体直前特集 サッカー男子⑦大分鶴崎 ダークホースになるために基本を追求

2019/05/07
  • 高校総体

イチ押しプレーヤー

 

MF本多陽翔(3年)

166cm、57kg、大在中学校出身(前所属チームはブルーウイングFC

 

 「蹴る、止める、運ぶ」を高い照準でできる選手だが、味方のために惜しみなくピッチを走り、その存在は欠かせない。豊富な運動量と俊敏性を兼ね備え、中盤の汗かき役に徹する選手がいるチームは強い。本多はチームについて、「うまい選手はいないが、みんなで頑張れるのが強み」と話し、「自分もその中の一人に過ぎない」と認識している。あくまでもチームのために、勝利のためにプレーすることを優先する。「僕がスペースに抜ければ、他の選手が僕のいたスペースを使える。そうやって連動できれば崩していける」。

 県総体が終われば部活を引退するつもりだ。「(部活を)続ける同級生や下級生のために、全国選手権につながるような試合をしたい。自分のできることを精一杯する。体力を残すような試合はしたくない」と最後の最後まで走り抜く覚悟だ。

 

 

県高校総体直前特集

サッカー男子 ①タレントぞろいの大分が優勝候補筆頭

       ②撃ち合い上等、大分工業が攻撃サッカー貫く

       ③気持ちを新たに再々出発した柳ケ浦

       ④大分上野丘 ラストピースは3年生の底力

       ⑤鶴崎工業 堅守速攻で番狂わせ起こす

       ⑥3学年の融合を図り、王座奪還を狙う大分西

       ⑧目指すスタイルが明確、前評判の高い中津東

(柚野真也)

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