県高校総体直前特集 サッカー男子④大分上野丘 ラストピースは3年生の底力

2019/04/30
  • 高校総体

イチ押しプレーヤー

 

MF田原慎太郎(3年)

161cm、52kg、明野中学校出身(前所属チームは大分トリニータU-15)

 

 線が細く、小柄だが技術は高い。トップ下を定位置とするが、相手にとって危険なスペースでボールを受け、決定的なラストパスを出すこともできれば、自ら得点を狙うこともできる。田原がゴールに近い位置で前を向いてプレーできるかによって、チームの得点の可能性は高くなる。「裏のスペースに抜けたときにパスが入れば、サイドに振ってリターンをもらうこともできるし、自分で仕掛けてもいい。できることは多い」と得点までのイメージは豊富だ。

 1年生の県総体から試合に出ているが、これまであと一歩のところで(九州大会以上の)上級大会の出場を逃してきた。最終学年になり、「惜しかったね、はもういらない。勝ちたい」と強い思いを口にするようになった。チームを引っ張る覚悟はできている。

 

 

県高校総体直前特集

サッカー男子 ①タレントぞろいの大分が優勝候補筆頭

       ②撃ち合い上等、大分工業が攻撃サッカー貫く

       ③気持ちを新たに再々出発した柳ケ浦

       ⑤鶴崎工業 堅守速攻で番狂わせ起こす

       ⑥3学年の融合を図り、王座奪還を狙う大分西

       ⑦大分鶴崎 ダークホースになるために基本を追求

       ⑧目指すスタイルが明確、前評判の高い中津東

(柚野真也)

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