県高校総体前特集 バレーボール男子③ 伸びしろ十分な鶴崎工業【大分県】

2024/05/17
  • 高校総体

 全国高校総体(インターハイ)が日田で開催されるバレーボール男子。その県予選となる県高校総体の組み合わせが決まった。今回はシード権を獲得した4校を紹介する。

第3回は着実にステップアップしている鶴崎工業だ。

 

 ここ数年でメキメキと力を付け、4強に定着した鶴崎工業。二宮裕和監督は「まだ他(大分南、大分工業、別府鶴見丘)には及ばない」というが、2月の県高校新人大会の3位決定戦(シード順位戦)で別府鶴見丘をフルセットの末に下すなど結果を出した。

 

 現在チームには3年生10人、2年生12人、1年生15人が在籍。大所帯だが平均身長は決して高いとはいえず、エースと呼べる選手もいない。しかし、昨年から現3年生を中心にプレーしてきたため、団結力は強い。全員バレーで県高校新人大会、全九州バレーボール総合選手権大会県予選(九総予選)を戦い、着実な成長を遂げてきた。

 特に九総予選をケガで欠場した糸長泰慎(3年)に代わり、山木快斗(2年)や城井優多(1年)など下級生が経験を積んだことは大きい。満足のいく戦いはできなかったというがチームの総合力は間違いなく向上している。

 

着実に力を付けている鶴崎工業

 

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