県高校総体前特集 バレーボール男子(4) 前向きに明るく勝利を目指す日田林工

2022/05/30
  • 高校総体

 バレーボールの全国高校総体への出場をかけた県高校総体が、6月4日から3日間かけて開催する。全試合3セットマッチのトーナメント方式となり、準決勝以降は勝ち上がった4チームによるリーグ戦で王者を決める。今回は男女とも例年と顔ぶれの変わった今大会のシード校を紹介するとともに、注目選手などを紹介する。

 男子の第4回は、拾ってつなぐ粘りの全員バレーで初優勝を目指す日田林工。

 

■昨年度の主な成績■

県高校新人大会 ベスト8

春の高校バレー県予選 ベスト8

県高校総体 ベスト8

 

 県高校総体の前哨戦である全九州バレーボール総合選手権大会大分県予選(九総予選)で日田林工が初のベスト4に入った。選手たちは「上位チームとの力の差を感じた」と口にしながらも、初の上位進出を素直に喜び、互いの健闘をたたえ合った。

 

 4月からバレーボール部を取り巻く環境は大きく変わった。新しく着任した監督・コーチは共にバレーボール未経験。練習、試合の組み立てなど全て選手主導で行っている。その中心にいるのがキャプテンの河津成真(3年)だ。

 積極的にチーム内でコミュニケーションを取り、ホワイトボードに練習メニューや課題を書き出して共有し、チーム練習を増やした。「自主性・元気・仲の良さ」がモットーの日田林工らしいチームづくり、練習法を模索している。まだまだ改善すべき点は多いが、結束力は着実に強まっているという。

 

自主性・元気・仲の良さがモットー

 

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