全国高校サッカー選手権県予選前企画(5)  柳ケ浦 チームの約束事があるからプレーがぶれることはない

2021/10/02
  • 冬の全国大会

 全国高校サッカー選手権大会の県予選開幕前企画として注目校を紹介する。第5回はノーシードながらポテンシャルを秘めた柳ケ浦。部員数100人近くの大所帯で、日頃からベンチ入りを懸けた選手間競争が激しく、今大会に向けて部内選考はヒートアップ。チーム全体の底上げができており、分厚い選手層を誇る。

 

 球際、切り替え、ハードワーク、コミュニケーションを“プレーの四原則”として掲げ、情熱、誠実、献身の“三つのチームマインド”を選手に求める。有門寿監督は「プレーの判断を明確にした。これらに当てはまらなければピッチに立てない」と、選手がトライすべきことと、絶対にやっていけないことの境界線や優先順位の基準を定義する。それが、どんなサッカーを目指すのか、ということに直結する。試合とは、チームの約束事にのっとった上で個性を発揮して初めて勝利に近づくと考えているからだ。

 

全員守備・全員攻撃で勝利を目指す柳ケ浦

 

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