ヴェルスパ大分 開幕再延期にも心乱さず、土台づくりに注力
2020/03/31
- ヴェルスパ大分
新型コロナウイルスの影響により開幕戦から第3節まで延期していたJFLだが、第4、5節も延期となった。4月26日のリーグ開催に向けて再調整するヴェルスパ大分は、須藤茂光監督が「このような状況で我々がどうこう言っても仕方ない。コンディション、モチベーションを上げて開幕に向けて準備するしかない」と話すようにチームに動揺はない。予期せぬ形での開幕戦延期にも変わらぬ毎日を過ごしている。
今季からキャプテンとなったMF瓜生昂勢は、「最初の延期の知らせを聞いたときはネガティブな印象だったが、今回の延期はある程度想定できていたし、選手は全員受け止めている。ストレスなく気持ちを入れ替えて、いい練習ができている」と順調な調整に満足した様子だ。
延期期間の方針は、オフを増やすような方策を採用せず、高い強度でのトレーニングを続け、チームの緊張感を保つことだ。練習時間は短く設定しているが、練習の負荷は高めに設定し、できる限り通常時と同じ環境をつくっている。須藤監督は、「基礎工事が長く、土台づくりに時間を割いているから揺らぐことはない」と開幕までの時間を有効に使っている。
須藤茂光監督は「開幕に向けて準備するしかない」と選手に伝えた