三好ヴァイセアドラー 国内最高峰「Vリーグ」に参戦
2018/03/28
- 大分三好ヴァイセアドラー
3月24日、大分三好ヴァイセアドラーが今秋開幕するバレーボールの新リーグ「Vリーグ」に参戦することが決まった。26日に県庁で会見を開き、チームを運営する三好内科・循環器科医院長の三好博部長は「新戦力を獲得し、事務局スタッフも増員する。運営を含め九州唯一のクラブとしての特色を出したい」と述べた。
会見には、12年前にVプレミアリーグ昇格の際にキャプテンとして臨んだ小川貴史監督も出席し、「トップリーグで戦う厳しさを知っている。勝つためには個人の能力のアップはもちろんだが、サーブ、レシーブ、ブロックのどのポイントで上回るかが重要。現時点でVプレミアリーグ経験者はいないが、若く伸びしろのある選手の勢いを武器にしたい」と決意を新たにした。
男子のVリーグ1部(V1)には、旧Vプレミアリーグの8チームと、その下のカテゴリーとなるVチャレンジリーグを戦った大分三好、VC長野が加わる。10チームによる3回戦総当たり(27試合)のリーグ戦を行い、開幕は10月26日の予定。これまで1枠あった外国籍選手枠に加え、アジア枠として東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国と中国、韓国、台湾の選手を起用することができ、オンザコート2(2人の外国籍選手が同時にコートに立てる)のルールが適用される。さらに他チームからの選手が移籍しやすいように期限付き移籍も取り入れる。
「若く伸びしろのある選手の勢いを武器にしたい」と小川監督