バサジィ・フットサル シーズン総括 上々の変革1年目

2019/02/24
  • バサジィ大分

 フットサルFリーグを6位で終えたバサジィ大分。2部制となった今季の目標「Fリーグディビション1残留」を達成し、昨季の最下位(12位)から大きく順位を上げた。今季は上福元俊哉、森洸などFリーグで実績のある選手やブラジル人選手など、シーズン前の積極的な補強を敢行した。伊藤雅範監督はそれをうまくチーム力に還元し、大分は序盤から勢いのある戦いぶりを展開する。1巡目を終えて7勝1分3敗とスタートダッシュに成功した

 

 昨季までボールを保持するポゼッションスタイルを目指してきたチームが、堅守速攻に生まれ変わる―。2013年から2015年までバサジィを率いた伊藤監督は、「走れない選手、球際で戦えない選手は使わない。シンプルに全員が1対1に勝てばチームとして勝てる」と理念を掲げて、大胆なモデルチェンジに着手した。

 

 全員で相手の攻撃を跳ね返し、電光石火でゴールを決める。自陣ゴール前から数秒で相手ゴールへ。「堅守速攻」を合言葉に、選手たちはアグレッシブにプレーした。だが、前傾姿勢となるスタイルがかみ合ったときは分厚いアタックを繰り出したが、簡単に後方のスペースを突かれて失点を重ねる試合も少なくなかった。

 

昨季から大きくジャンプアップし6位で終えたバサジィ

 

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