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県高校新人大会 アーチェリー 団体男子は大分東明、女子は別府溝部学園が優勝

県高校新人大会 アーチェリー 団体男子は大分東明、女子は別府溝部学園が優勝

 3年生が部活を引退して初めての県大会となる県高校新人大会があった。アーチェリー競技の男子団体では大分東明、女子は別府溝部学園が優勝し、個人70m男子は河野零央(大分東明2年)、女子は筒井楓(大分舞鶴2年)が頂点に輝いた。九州大会には団体優勝の2校、個人は団体出場者を除く上位3人が出場する。

 

 団体競技男子で優勝した大分東明は河野、森口弘規、工藤幸紀の2年生に、6月の県高校総体で優勝した1年生の宮成孝輔でメンバーを組んだ。582点で今大会の男子最高得点を記録した宮成だが、「前半が悪く目標の600点に届かなかった。悔しさしかない」と笑顔はなかった。井本真澄監督は「総じて点数が低い。これでは九州大会では通用しない。まだまだ力不足」と話し、九州大会までに個人の技量を上げることに注力する。

 

男子団体で優勝した大分東明

 

 

 女子団体は別府溝部学園のみの出場となり、2年生の赤星璃香、谷口星愛が引っ張り、大塚瑶季、石沢はるかの1年が続いた。藤原吉文監督は「この大会は来年のインターハイ(全国高校総体)に向けての大会。特にアーチェリーを始めて1年にも満たない1年生をレベルアップして、チームの底上げをしたい」と話す。赤星は「全く満足できない。押し手の強化をしたい」、谷口は「体力をつけるところから始めないといけない」と九州大会に向けてそれぞれ課題を口にした。

 

 井本監督は、「アーチェリーに必要な体幹にメンタル、集中力、継続力。それを統合するセンスがまだまだ足りない」と総括し、藤原監督は「それぞれ課題が見つかり、11月の全国高校選抜大会の県予選に向けてモチベーションになればいい」と話した。

 

女子団体で優勝した別府溝部学園