伝統を受け継ぎ、全国の舞台で輝く 由布高校郷土芸能部 【大分県】
2023/08/17
地元の「庄内神楽」を伝承し、郷土芸能部として県内でもトップクラスの成績を修めている由布高校。創部は1976年と長い歴史を持ち、過去には文部科学大臣賞(全国1位)、文化庁長官賞(全国2位)を受賞するなど、全国でも高い評価を得ている。
現在の部員は20人ほど。幼い頃から地元の神楽座に在籍している部員も多いが、最近では大分市内から郷土芸能部を希望し入学する部員も少なくないという。スタートラインはそれぞれ異なるが、OBである外部コーチの指導でレベルの高い技術を受け継ぐことができている。部長を務める安藤希望(3年)は、「今年は高い技術を持つ部員が多い。全員の意見を聞きながら、一体感のある神楽をつくりあげたい」と、それぞれがしっかりと成長できるように日々の活動に取り組んでいる。
音楽と舞が一体となって表現することが大切