吹奏楽 九州大会でも壮大なサウンドを響かす大分豊府高校

2021/08/05

 「今までで最高の演奏だった。大きな会場だったが、隅々まで豊府ブラスバンドのサウンドを響かせることができた」と、吹奏楽部をまとめる河津成美(3年)は振り返った。第58回大分県吹奏楽コンクールの高校の部には22校が参加し、大分豊府は金賞を受賞。2校に与えられる県代表となり、今月22日に開かれる九州大会に出場することが決まった。

 3大会連続の九州大会出場は、3年生にとってノルマだった。河津は「昨年は(新型コロナウイルス感染拡大防止のため)県大会もなかったので、『今年は』との思いが強かった。後輩にいい経験をさせることができる」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 吹奏楽部は3年生が24人、2年生18人、今年の4月には35人の新入部員が加わり大所帯となった。九州大会に出続けていることが呼び水となったことは間違いなく、「コンクールの結果が全てではないが、頑張った結果が形となった」(河津)。

 

明るい3年生が下級生を引っ張る

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ