ボクシング ワンパンチで日本一を狙う中路剛瑠(王子中3年) 【大分県】

2023/08/25
  • HEADLINE

 日本一を目指しリングに立つ。abox Akamine Fitness Boxing Gymに所属する中路剛瑠(王子中3年)は西日本チャンピオンとして、明日から始まる「第10回全日本UJボクシング王座決定戦」に挑む。これまで公式戦での試合経験は少ない中路だが、パンチ力を生かし「KOを狙いたい」と意気込む。

 

 身長161cmで68キロ級に出場する中路はファイター型。小学2年から4年間空手道場に通い、中学1年の夏にボクシングジムのあるビルの前で、ミットをたたく音を聞き、その心地良さに引かれてボクシングを始めた。空手と異なるステップワークは今でも苦心するが、中路にはパンチ力がある。ジムの赤峰大士会長は「最近は小学生年代から競技を始める選手が多い中で、勝つためには長所を生かすしかない。剛瑠は空手をしていた影響があるのか、相手の攻撃を怖がらずに(拳を)振り抜くことができる」とワンパンチで勝機を狙うスタイルを伝授してきた。

 

強烈なパンチを打つ中路剛瑠

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ