スター候補生インタビュー(3) 剣道 奥日菜乃(明豊3年) 【大分県】

2023/01/03
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 自他ともに認める負けず嫌いは日本一を目指し、親元を離れて明豊に入学。剣道部で男子に混ざり稽古を重ねることで技を磨き、強くなった。3年時に団体戦では全国高校選抜大会、玉竜旗大会、全国高校総体で3度の準優勝、個人戦では全国高校総体で日本一に輝いた。「団体戦で日本一になれなかったのが心残りだが、明豊剣道部の歴史をつくれたと思う」。大学でも竹刀を持つという。

 

Q:全国舞台では団体戦で3度の準優勝、個人戦では8月の全国高校総体で日本一に輝きました。飛躍の1年間でしたね。

 個人優勝できたのはうれしかったですが、団体戦で優勝したかった。みんなで頑張ったから、全員で笑って終わりたかったという思いは強かったです。私たちの代は力がなく、これまでで一番弱いと言われていましたが、全国高校選抜大会で準優勝した時は本当にうれしかった。ただ、その後の2回は優勝にあと一歩届かずに悔しい思いをしました。

 

Q:女子部は2017年に創部した歴史の浅いチームでしたが、明豊を選んだ理由は?

 中学3年の時に岩本貴光先生に声を掛けてもらい、練習を見にきた時に雰囲気が良かったんです。創部して間もなかったですが、自分たちで歴史をつくっていけたらいいなと思いました。山口の親元から離れる不安より楽しみの方が大きかった。私が入学する前に男子が全国高校選抜大会で準優勝をしていて、男子と同じ練習をしたら強くならないわけがないと思っていました。

 

Q:どんな高校3年間でしたか?

 充実した3年間でした。みんな本気になって日本一を目指して稽古に取り組んできました。練習はきつかったですが、みんながいたから乗り越えることができたし、結果も出たので、ここに来て本当によかったと思います。

 

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