バレーボール女子 県代表の座を射止めた大分商業、大一番に向けて高まる期待
2021/07/23
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天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会大分県ラウンド
7月18日 臼杵市諏訪山体育館
決勝 大分商業2−0国東
準決勝 大分商業2−1大分選抜
準々決勝 大分商業2−0大分西
6月の県高校総体は不完全燃焼に終わった大分商業。大一番となる10月の全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)県予選に向けて、「中だるみを防ぎ、県総体で出た課題を修復する場」(森栄一郎監督)として臨んだのが「天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会大分県ラウンド」だった。社会人クラブチームや高校など26チームが参加。最終日は1日で3試合行う過密日程を勝ち抜き、県代表の座を射止めた。
準決勝では国体成年女子で構成した大分選抜に対し1セットを先取されたが、2セット目以降はエースの嵯峨暖菜(3年)にボールを集め、逆転勝利を収めた。決勝では県高校総体で苦戦した国東と対戦。森監督は「課題に挙げたプレーの精度にこだわり、甘さを捨てることができた」と、終始リードする展開に及第点を与えた。嵯峨に続く秦佳叶(同)、岩田凛実(2年)のスパイカーが力強く打ち込む。黒佐明椰(同)はキレのあるスパイクでコースを打ち分け、森監督が「くせ者」と表す松田寿(同)が勝負どころで軟打を使いポイントを稼いだ。
スパイカー陣が好調の大分商業